欧州、アジア留学

イギリス幼少中高生留学 

イギリスの印象と言えば、霧、女王、おいしくない食事、伝統文化などなど、
いいイメージとよくないイメージが混在しています。

 

イギリス英語の、ちょっとツンとした独特な上品さを持つ発音を思い浮かべる人もいるかもしれません。
イギリスへ留学に行きたい人は、アメリカ同様、
特に根拠がなく「イギリスがいい」と思い込んでいるケースも少なくはありません。

 

もっとも、イギリスの教育は初等教育が始まる年齢からして日本とは違いますから、
情報を集めると特徴、特にアメリカや日本の教育との違いが色々見えてきます。

 

イギリスは日本の幼稚園の年長保育(最高学年)の時に、小学一年生がスタートします。
日本では6・3・3で12年ですが、
イギリスは合計13年間の教育を受けた後に大学へ進学することになります。

 

そのため早くから教育を受けさせたい幼児を連れて行くなら
イギリスヘの親子留学が魅力的にみえるかもしれません。

 

ただ、イギリスの冬は暗くて寒くて長いため、気分が沈みやすいのも事実です。
夏場は夜10時まで明るいのに冬は15時に日が暮れる、という日本とは大きく違う日照時間に、
小さいお子さんは戸惑うかもしれません。

 

小学生になると寄宿学校がいくつかあるので、
スイス同様各国から、小学生低学年でも単独で留学へ来る子供たちがこういった学校へ集まってきます。
最も日本からの低年齢の寄宿学校生は非常に少なく、
まだまだ親子留学として、母親と一緒に住むケースが大半です。
或いは長期休みを利用した短期留学が主流となります。

 

中学生になると一層自立してくるため、寮で過ごす留学生の割合は増えますが、
日本語との両立、英語の確立、親離れなど課題が非常に多いため、
中学生から単独でイギリスへ留学に来るケースはそう多くはありません。
その上中学生であればアメリカやオーストラリアなど他の国への選択肢も増えてくるので、
あえてイギリスを選ぶにはそれなりの理由が必要です。

 

その理由の一つが、学校のコミュニティーです。
アメリカの場合は現地校を選ぶ学生も多いのですが、
イギリスの寄宿学校での寮生活はまた一味違った体験をできます。

 

イギリスやスイスの学校は世界中から学生が集まるため、
現地校(公立学校)では知りあえない人達と共に学ぶメリットがあります。
小さい頃からの寮生活を意識して育てられた子供たちは皆自立心があり、
自分のことは自分でできます。
全員が親元を離れて学びに来ているわけですから、
子供も家族も教育熱心であることに違いありません。

 

高校生になると日本での英語教育が始まって既に3年経っているため
英語が得意な子は簡単なコミュニケーションが十分とれる状態で留学にやってくることができます。
 

 

一年間を交換留学で、というケースもありますし、
国際バカロレアの本場で資格をとるためにと3年丸ごとの高校留学をする若者もいます。

 

国際バカロレアはイギリスの大学進学の際に有利になる大学受験資格です。
アメリカなどたくさんの国で導入されていますが、
大学進学を考えた場合アメリカよりもイギリスの方が幅広く通用する資格です。
高2高3でこの資格を得るため高1からイギリスへ渡る学生もいます。
この場合は当然大学もイギリスに残ります。

イギリス大学留学

イギリスの大学は1年生から専門分野を学べるため、
もう何をしたいのか決めてしまった高校生の進学先として理想的です。

 

英語力や学力が足りない場合も、
ファウンデーションコースと呼ばれる準備コースからスタートすることができるため、
通常ここへ1年通った後に大学へ入学します。

 

大学自体は3年での卒業ですが、日本で高校を卒業した場合、
一般的にはファンデーションコースへ1年、大学へ3年、計4年イギリスに滞在することとなります。

 

分野が細かく分かれているため、
大学生のうちから細かいことを掘り下げて専門的に学べることがイギリス大学のよさですが、
裏を返せば、まだ迷いがあるうちは注意が必要です。
日本の大学のような一般教養課程がありません。

 

滞在は寮が主流ですが、ハウスシェアなど、単独で住むことももちろん可能です。
この場合自分の個室は確保できますが、その他の部分は供用となります。
いい距離感を保つことができれば寮よりも快適です。

 

また、必ずしもファンデーションコースへ通わずとも、
語学学校で英語を磨くこともできます(或いはこの両方へ行く人もいます)。
こういった語学学校は大学進学目的ではなく、
英語学習のみを目的とした短期留学の場合も使えます。

 

語学学校は大学以上に人種のるつぼで、あらゆる国の人達と知り合うことができるため、
何か特別な分野について深く学ぶ予定がなく、
異文化体験や国際交流をしたくてイギリスへ渡るのであれば、
大学へ進学するよりも語学学校にいる方が面白い体験をすることができます。
語学学校のスピーキングの時間には毎回各国の学生達が自分の文化を語り、
別の文化に対する質問をします。

 

短期留学では語学学校に通うのもいいですが、
夏休みなら是非大学のサマースクールヘ行ってみましょう。
サマースクールは超有名大学のものでも入学資格が必要無かったり、
かなり低い英語力でも入学できるケースが多いので、
大学へ通うだけの時間や経済力は無いけれど是非とも大学生気分を、という場合にも便利です。

 

内容は語学学校と同じように、英語を学ぶものであり、学科の学習はできませんが、
2週間などの超短期の場合は世界中から学生が集まり、交流も活発です。

 

イギリスの高等教育機関はバリエーションが豊富ですから、
チュートリアル・カレッジと呼ばれる英語学校も人気です。
チュートリアル・カレッジは複数の大学と提携しているので、
ここで英語を学びながらその提携校の中から慎重に進路を決めることができます。
十分な情報を元に確実に大学選びをできるのが利点です。

 

また、イギリス大学への留学の場合は、
高校の時にある一定以上の成績をとっておく必要がありますから、
留学時点の成績だけではなくその何年か前から留学を意識し、
低い点をとらないよう十分注意しておく必要があります。
そのため早目に決断出来ている方が有利です。